2006.02.28 Tuesday
 |
|
キャッツ観劇ツアーまであと５ヶ月です。
 ３回目の今日はキャッツも含めた和訳もののミュージカルについてお話させて頂きます。 今日本で上演されているミュージカルの多くは英語圏からのものですが、和訳するにあたって直訳では音符にのせきれなかったり（それでも多少無理をしてでものせなければならない場合もあります） この表現は現地の人には受けても日本人には理解しにくいものもあると思います。 話の大筋が変わってしまうようなものでなければ直訳にこだわる必要も無いと思います。 日本でもお馴染みのコーラスラインというミュージカルの中で「自分の事を話してほしい」と質問される場面があり１人の黒人青年が「I'm Black！」と言って客席が受ける  場面があります。これは見れば解る事を言って受けた訳ですが、日本のコーラスラインでは 黒人の青年は登場しません。 そこで日本のコーラスラインでは「男だっ！」とやって同じシーンで受けを 取っていました。実際にコーラスライン以外でも原語でミュージカルを観られた方もあると思いますが、 和訳されたものはそのものとして楽しんだ方が楽しめると思います。 もし機会があったら両方観て違いを楽しまれるのも面白いかと思います。 |
 |
