Jonathan Blog | ミュージカル

2007.01.25 Thursday

凄いミュージカルが来るぞ～

２３日に行われた電通四季劇場[海]での新作ロングランミュージカル製作発表会に
「ブログ記者」として行ってきました～！
会見日時が急遽決定した為申込みはインターネットのみでの受付け、「四季の会」の会員で
ブログ又はホームページを持っている人が対象で募集期間がわずかだったのにも関わらず
希望者は殺到したようです。
後からの情報によると今回「ブログ記者」として招待されたのが２３名で
応募された方はその１０数倍だったそうです。
まさに全国に約18万人いる四季の会会員を代表して行ってきました。
私はその日仕事が休みだったのでダメ元での応募しましたが会見の２日前に当選メールが届き何度も読み返してしまいました。
当日は行きの新幹線の中で何が上演されるのかあれこれ考えていましたが
まさかこれが来るとは・・・
大阪のＵＳＪでショートバージョンが昨年から上演されたばかりだったので、その作品をあれこれの中に入れて無かったのは盲点でした。
その作品とは「ウィキッド（WICKED）」！！！
もうその時点から興奮しまくりでこれだけ興奮したのは昨年初めてブロードウェーに行った以来ではないかと思います。
会場受付で頂いた袋の中にはＣＤやパンフレットなど色々といい物が入っていて興奮の度合いがさらに高くなっていました。
そして浅利慶太先生の登場で興奮は最高潮に達していました。
どんなに凄いミュージカルかは別の機会に譲るとして今回改めて劇団四季の懐の深さを感じました。
会見場では報道関係者同様「記者」として扱かって頂き、写真撮影やネットへの掲載も許可して頂けました。もちろん著作権を侵さない事は言うまでもありません。
今回のねらいは「マス媒体を通じた広報に加え、ブログやＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）などネットによる口コミがマスを動かすような両方面への展開を目指す事と、この作品がほかのミュージカルと比較してネット上で話題になる件数が多いことに注目し企画したとの事ですので私も一役かっていきたいと思います。

２００７年６月１７日の上演が今からとても楽しみです。

2006.08.01 Tuesday

感激！キャッツ観劇ツアー＆ショ～ックッ！

実はこのブログ７月３０日にはアップされているはずでした。
キャッツ観劇ツアーの興奮冷めやらぬ翌日にせっせと書き始め書き終わった時には日付も替わっていましたがそれでも翌日にはアップ出来たぞ～という満足感で送信のボタンをクリックしたら「ただ今アクセスが集中しておりますので暫くしてからお願いします」(文面は多少違うかも？)との表示が出たのでもう一度戻ってみると先程書き込んだ文章が何処にも無いっ
きっともうアップされているにちがいがないそう思ってブログを確認しに行ってみたけどやっぱり無い
きっとささっちさんのお祝いコメントのお礼をしなくてバチが当たったんだぁ～などと暫し放心状態になっていましたがふと我に帰り、明日も仕事だぁ～とりあえず寝ないと･･･そう思って床に就きました。
翌月曜日も忙しさにかまけてアップ出来ませんしたが気を取り直して今日はキャッツ観劇ツアーの翌日だと自分に言い聞かせ何事も無かったかのごとくアップさせていただきます。

７月２９日にミュージカル「キャッツ」観劇ツアーに行ってきました。
昨年７月３０日の名古屋ライオンキング観劇ツアー終了後に「今度はキャッツも観てみたい」との要望があり、９月のチケット争奪戦を経て今日の日を迎えた訳ですが、この間実に１年の月日の経過があってやっと来れたという思いで感慨もひとしおでした。
考えてみれば昨年観劇ツアーを始めたのもS.S.K.さんのホームページで「オペラ座の怪人の舞台も観てみたい」と書いてあった事がきっかけで、その前哨戦としてのライオンキング観劇ツアーがあり、そこからキャッツ観劇ツアーに繋がっていった経緯があり、改めて人との縁と影響力というものを感じました。今回は過去最高の２６席を確保して(しかもＳ回転席の後方中央で)観る事が出来ました。劇場に入って早速猫の目線で見た(人から見たらかなり大きな)ゴミの物色をしましたが、時代を反映したゴミなどがあったりしてなかなか面白かったです。ゴミは１階席にも２階席にもあふれていて自由に見る事が出来ますがＳ回転席に限ってはそのチケットを持っていないと行く事が出来ません。スタッフの人にチケットを見せると１度舞台の上にあがってから席に着きます。(この時だけは舞台にあがる事が出来るんです！)席に着くとお客さんから自分達が見られる形になります。
通常なかなか取る事が出来ないＳ回転席をよくこれだけの枚数確保する事が出来たなぁ～などと少々自画自賛しながら始まりの時を待ちました。
たしかにＳ回転席とはいっても回転して舞台が始まれば通常の席と変わらなくはなると思いますがオーヴァチュアの時に動いているあの感覚、チケットを見せて舞台にあがって席に着き舞台側からお客さんを見るあの感覚、舞台を愛する一般人が一時とはいえ舞台にあがる事の出来る嬉しさ、これはＳ回転席のチケットを手に入れた者でなければ決して味わう事は出来ません。
今回キャッツを観られてまた観たいなぁと思われた方は次は別の席種で観られて比べてみるのもいいと思います。キャッツシアターは観る場所によって見え方が異なる構造になっています。Ｓ回転席以外でしたら一般発売日でも入手は可能です。(それでも土日祝は早めの予約をお勧めします。)
私もキャッツは何度となく観ていますが観る度に違う感覚で観られるように感じます。内容については「キャッツ観劇ツアーまであと○ヶ月です」で紹介していますので特には触れませんが、今回の席は舞台との一体感が凄いです！役者の息使いや汗や表情、舞台上の地響きが客席にまで伝わってきます。少し乗り物酔い状態になられた方もあったようです。他のエピソードとしてはラム･タム･タガーのナンバーで１公演でたった１人のお客さんだけ(女性限定)舞台に上げてもらってタガーとダンスをする所がありますが今回はかば姉さんの２つ後ろの席の人がお持ち帰りされました。
ネタ的にはかば姉さん(または右通路側の紫緒さん)がお持ち帰りされたらツアーのメンバーがかなり受けたと思うのですが･･･
タガーが躊躇？して２つ後ろの人になったな～んて事はジョナサンは口が裂けても･･･
スキンブルシャンクスのナンバーもノリノリで良かったですよ～
今回は観劇後に水上紫緒さんプロデュースで池袋サンシャインのプラネタリュームで現在上映している「銀河鉄道の夜」でKAGAYAワールドを堪能出来たのでさらに思い出に残りました。
紫緒さんありがと～
あと観劇前に皆さんとネタ？で行った「レストランジョナサン」これも思い出になりました。観劇日記は書き始めるとつきませんが最後にメモリーに触れない訳にはいかないでしょう。やはりというかあのナンバーでは今回も泣いてしまいました。グリザベラの思いで泣けてくるのは勿論ですが、それ以外の色々な思いが交差してやはり泣いてしまいました。
でも本当に皆と行くと楽しいですよねぇ～　今回参加された皆さん！私も楽しませて頂きました。
まだまだ皆さんに観て頂きたい作品は他にもありますので次の機会にも是非一緒に観劇(感激)しましょう！

2006.07.15 Saturday

キャッツ観劇ツアーまであと２週間です

いよいよキャッツ観劇ツアーまであと２週間となりました。
最終回の今日はキャッツ最後のナンバー「猫からのごあいさつ」です。
「天上への旅」のナンバーが終わるとオールドデュトロノミーのソロで
いかがですみなさん　猫の生き方は
大いなる心を持ち
誇り高く強く生きているでしょう
もうおわかりのはず
とても似ている　あなたと
とても似ている　あの人と
とても似ている　人間と
さあ猫にご挨拶を
忘れてはいけない　猫は犬にあらず
と歌われます。
もうすでにお気付きと思いますがこれは猫のストーリーというよりも猫に置き換えたそれぞれの人間の生き様であると思います。ストーリーの中に出てきた猫の中には「この猫はあの人に似ているな」とか「この猫はまるで自分を見ているようだ」とか思った猫もあったかも知れません。歌詞の中に「忘れてはいけない　猫は犬にあらず」と歌われる箇所があります。当たり前じゃないかと思う方もいると思いますが、もっと深い意味で言っている様に思います。もちろん猫が犬を卑しめたり貶めたりするために言っているのではないと思いますがそれは皆さんで是非お考え下さい。
その後の歌詞として
慣れなれしい口をきくとしりぞけられる
信頼を受けるためには　しばし努力してほしい
捧げ物を贈るとか
心に語りかけて信じられる時を待つ
必ずその時がくる
その時あなたは猫を唯一の名で呼べる
と歌われます。
これは男性側から見た場合猫とは女性の事をいっているのではないかなとも感じます。
あるいは営業や外交などの交渉相手とのとらえ方も出来るかも知れません。
最後に全員合唱で
猫は求めるのだ　唯一のその名を
猫は求めるのだ　高貴な魂を
猫は求めるのだ　大いなる心を
猫は求めるのだ　唯一のその名を
と高らかに歌い上げて終了します。
以上でキャッツの配信メールは終了しますが文章だけではとても伝えきれるものではありません。それは皆さんの目と耳で感じて下さい。

2006.07.14 Friday

愛した日々に悔いはない！

７月の１２･１３日とアクト大ホールで劇団四季のミュージカル、コーラスラインの公演がありました。
１１日・１２日は浜松フロイデ合唱団の入団説明会の為１３日で募集をしたところ、１４名の方で行く事が出来ました。人気ミュージカルの地方公演という事もあって今回はＳ席を１枚も取る事は出来ませんでしたが２枚の１階Ａ席と２階Ａ席を１２枚取って観る事が出来ました。
地元の公演なので人が集まりすぎてチケットが希望枚数取れなかったらどうしようかという心配も少しはありましたが平日とお盆だった事で過去のミュージカルツアーよりも少人数での観劇でした。
場所的には常に象徴でもある白のラインを高い所から観られる２階席で良かったと思っています。
舞台に引かれた１本の白いライン、そして舞台の奥でステージに合わせて出てくる何枚かのミラー、舞台にはたったそれだけの物しかありません。
そして衣装も劇中の本番ステージ用衣装を除けば普段着や練習着のような衣装です。
オペラ座の怪人やライオンキングなどの大掛かりな舞台装置のミュージカルを観た事がある方にとっては少し違和感みたいなものもあったかも知れません。しかし逆に何もない分、歌とダンスでみせていかなくてはいけないので舞台のオーディション同様厳しいものが求められます。
今回久々のコーラスラインでしたが、いや～良かったですよ！
登場人物全員の紹介をしているとキャッツの配信メール並になってしまいそうなので今回は
ディアナに絞りたいと思います。
キャスト表でお馴染みの名前に混じって新しい方の名前も沢山ありました。その中でディアナ
木村花代の名前をみつけ木村さんのディアナはどんな感じだろうと期待しながら観ていました。
最初に木村さんを舞台で観たのが「エルリックコスモスの２３９時間」で、まだ入団間もなかった頃だったと思いましたが、タイトルロールを勤めあげていました。その頃から注目はしていましたが、何といっても衝撃的だったのは「夢から醒めた夢」でのマコ役でした。この子はマコになるために四季に入ったんじゃないかと思ってしまったくらいにマコになりきっていました。
ディアナはマコとは雰囲気や性格なども全然違いますがそこにいたのはまさしくディアナでした。化粧や衣装でこんなにも変わってしまうものかとあらためて感じました。
舞台という明日はどうなるのか分からない世界、そして年齢という分厚い現実、ザックの「もし今ここで舞台に立てなくなったらどうする？」との厳しい問いかけ、それでも好きだからこそ悔やまない舞台に恋をしてしまった人達、この恋はいつか終わりを告げる日が来るのかも知れない、でも今はそんな事は考えたくはない、現実に恋をしている自分、今はそれだけで充分なのかも知れない、でも絶対にこの恋を成就してみせようともがき苦しむ人達、その中で木村ディアナによって歌われる「愛した日々に悔いはない」もう泣きそうでした。その後のオーディションに合格した人達の喜びの表情、現実に自分達も通ってきた道だからこそあんな演技を超えた演技が出来るのですね。そして最後の「ＯＮＥ！」
これは圧巻でした。皆それぞれにドラマを持ったかけがいのないＯＮＥなんですよね。合格した人も出来なかった人も皆がきらびやかな衣装に身を包み自分の生き様を誇り高く歌い踊っている様でした。
次はいよいよキャッツツアーですがどんなドラマが待っている事でしょう？
今からとても楽しみです！

2006.06.29 Thursday

キャッツ観劇ツアーまであと１ヶ月です

グリザベラのメモリーのナンバーが終わると「天上への旅」のナンバーに移ります。
ジェリクルリーダーのオールドデュトロノミーが夜明け前にナイフで切ってしまえそうな
静寂に向かって宣言します。
驚きに満ちたその世界に昇れる唯一のジェリクル、再生を許され新しいジェリクルの命を得る猫を。
その者こそは迎えられる、遙かなる天上の世界へ。
ここのナンバーは全員合唱で「昇れ天上へ　光浴びて行くのだ」の歌詞が何度も何度も
繰り返し歌われ、唯一匹のジェリクルがオールドデュトロノミーに伴われて天上に昇って行きます。
そして最後に同じく全員合唱で「ジェリクル集いて　喜び讃えよ　永遠の命に輝き　光浴びる今宵」
と歌われ「天上への旅」のナンバーは終わります。
このナンバーはデュトロノミーのナンバーと共に賛美歌風に作曲されています。
何かの記事でこの場面はキリスト教系の信仰を持った人の方がより深く感動する事が出来ると
読んだ事がありますが、私のようにクリスチャンでない人にとっても十分に感動出来ると思います。
「メモリー」で感動する人、「天上への旅」で感動する人、またはそれ以外のナンバーで感動する人、
人それぞれで感動の場面も当然ちがっていて良いと思います。

2006.06.15 Thursday

キャッツ観劇ツアーまであと１．５ヶ月です

ジェリクルリーダーであるオールドデュトロノミーがさらわれ皆が困っている時に
登場するのがマジック猫のミストフェリーズです。
タイガースでいえば頼れるアニキ金本といったところでしょうか。
ミストフェリーズは数々の不思議な事をやってのけ皆を驚かせています。
今回も不思議な力を使って無事オールドデュトロノミーを助けだす事が出来るのでしょうか？

再び娼婦猫のグリザベラが登場し自分の思いのたけをメモリーにたくして歌いあげます。
辛酸を舐めてきたであろうグリザベラと共に歌うのはけがれを知らないピュアな命の象徴
でもあるシラバブです。
透き通るような声のシラバブとの掛け合いは吉野弘詩の「心の四季」の「雪の日に」の
歌詞を思わせる様な気がします。
そしてこのメモリーではじめてグリザベラの口から未来に向けての「幸せの姿」
という言葉が出てきます。
（１幕のメモリーでも「幸せの日々」という言葉は出てきますがそれは過去に向けての言葉です。）
ここのメモリーのナンバーでは不思議と涙があふれてきます。
自身のメモリーや離別・死別した人達への思い、そして明日への希望、そんな感情が
入り混じっての涙ではないかと思います。

皆さんは２幕最後のメモリーをどのように感じるのでしょうか？

2006.05.29 Monday

キャッツ観劇ツアーまであと2ヶ月です

続いて「スキンブルシャンクス」鉄道猫のナンバーに移ります。
スキンブルシャンクスは鉄道の仕事が大好きで、誇りを持ってまた皆からも信頼されています。
猫たちがゴミの中から集めたやかんとか壊れた熊手とか鍋のフタなどを使って列車にするシーンがありますがこれは感動ものです！
是非ご自身の目でお確かめ下さい。
次のナンバーは犯罪者達の頂点に君臨する「マキャヴィティ」です。
彼からみればコソ泥のカップルなどはしょせん小物です。
そのマキャヴィティがあろう事かジェリクルリーダーのオールドデュトロノミーを
さらっていってしまいます。
いったい彼の目的は何なのか？
自分がジェリクルキャッツだと宣言する為？
それともジェリクル舞踏会をつぶす為？
そしてオールドデュトロノミーの運命やいかに？

2006.05.15 Monday

キャッツ観劇ツアーまであと２．５ヶ月です

続いてアスパラガス、芝居猫のナンバーに移ります。
アスパラガスは皆からガスの愛称で呼ばれ、昔は大スターとも共演した事がある人気役者
だったそうですが、今ではその面影もありません。
昔話をしている内に自分のかつての当たり役「海賊猫」を見せようか？と言って、ここで
舞台は一転し劇中劇「グロールタイガー海賊猫」のナンバーが始まります。
先程までうな垂れていたガスと同じ人物だと思えない程に海賊猫に成りきっています。
同じく先程までそっと寄り添っていたジェリーロラムもグロールタイガーが心引かれる女性
グリドルボーンとなって舞台で演じています。
荒くれ男のグロールタイガーは外国猫であるシャム（タイ）の猫に方耳を千切られ
恨みに思っています。
一方シャム猫軍もグロールタイガーを亡き者にしようと虎視眈々と狙っています。
果たしてグロールタイガーの命運は？グリドルボーンとの恋の行方はいかに？
劇中劇が終わって再びガスとジェリーロラムが現れ今の芝居もいいが俺の時代は語り草だと
言ってアスパラガスのナンバーは終わります。

2006.04.29 Saturday

キャッツ観劇ツアーまであと３ヶ月です

２幕最初は｛幸福（しあわせ）の姿｝というナンバーで「幸福の姿、束の間に消える、
永遠の幸福望むなら、心に深く求めるのだ」とオールドデュトロノミーによって歌われます。
その後に歌われる言葉がジェリクルキャッツを選ぶヒントになりそうです。
はたしてオールドデュトロノミーは誰をジェリクルキャッツに選ぶのでしょうか？
金持ち猫？つっぱり猫？それとも・・・　　　
その後にオールドデュトロノミーの言葉を引き継ぐ形で２回目のメモリーが
シラバブによる透き通るようなソプラノソロで歌われ、さらに混声へと広がっていきます。
この場面のメモリーは爽やかな感じがして、聞いていてとても心地よく感じられます。

2006.04.24 Monday

チケット争奪戦

４月２３日コーラスライン地方公演の会員先行予約がありました。
通常四季の舞台を観たいと思えばその場所まで出かけていく
必要がある訳ですが地方公演ではその手間も少なく舞台を観る事が出来ます。
今回も頼まれている分のチケットを取ろうと発売時間と同時にネット
と電話にアクセスをしましたがなかなか繋がりませんでした。
特に地方公演の場合公演回数も少なくチケット争奪戦になる事は
ある程度予想されていましたが、今回はＳ席を１枚も取る事が出来ませんでした。
それでも頼まれていた分を全てＡ席で取る事は出来たのでまずは良しとしましょう。

2006.04.15 Saturday

キャッツ観劇ツアーまであと３．５ヶ月です

続いて登場するカップルの泥棒猫マンゴジェリーとランペルティーザのナンバーでは
盗みのテクニックなどを自慢します。
続くジェリクルリーダーであるオールドデュトロノミーのナンバーのあと
ジェリクル舞踏会が華やかにスタートします。
皆が舞踏会を楽しんでいる最中に先程のグリザベラが自分もその輪の中に入りたさそうに
近づいていきますが他の猫達からは「ここはお前が来るような所じゃない！」
「お前がジェリクルキャッツな訳が無いだろ！」
とでも言いたげにその場から追い返されのけ者にされてしまいます。
その後悲しげなグリザベラによるメモリーが歌われ第１幕が終了します。
キャッツ全体でメモリーが歌われる所は全部で３カ所ありますが、最初のグリザベラがソロで歌う
打ちひしがれたメモリーが１番悲しげな気がします。
でも１番泣けるのは２幕後半でシラバブとグリザベラによるメモリーではないかと思いますが
その話はまた後程させて頂きます。

2006.03.29 Wednesday

キャッツ観劇ツアーまであと4ヶ月です

５回目の今日は前回に引き続きミュージカルナンバーの紹介をしていきます。
ジェニエニドッツのナンバーに続いてラムタムタガー、つっぱり猫のナンバーに移ります。
ラムタムタガーはプレーボーイでいつもメス猫達の注目を集めています。
そしてあまのじゃくでもあり、常に反対の事をしようとします。
このナンバーの見所の一つに１公演にたった一人だけ、客席から舞台に上げて
一緒にダンスをするシーンがあります。
狙われるのは通路側の席で女性限定です。
かなり奥の席からさらってくる時もあれば手前の席からの時もあるようです。
もしお誘いがあった時は躊躇なく舞台に上がってしばしダンスを楽しんで下さい。
続いてグリザベラ、娼婦猫のナンバーに移りますが先程とうって代わって一気に
重苦しい空気が劇場を包みます。
グリザベラの今の現状が切々と歌われた後、スケルツァンドな曲と共に
バストファージョーンズが現れます。
「いらっしゃ～い！」の掛け声と共にバストファージョーンズのナンバーが始まり
おもわず「あんたは桂三枝か？」と突っ込みたくなる所です。

バストファージョーンズは町一番の金持ちで政治が大好きです。
歌の中で「○○○○これこそが今日の大課題」と歌われる所がありますがこの○○の部分には
その時々の政治のテーマなどが入ります。
過去には内需拡大、行政改革、規制緩和などが入りましたが今回は何と歌われるのでしょうか？

2006.03.15 Wednesday

キャッツ観劇ツアーまであと４．５ヶ月です

４回目の今日はストーリーとも関係してきますがキャッツの中で歌われる
ミュージカルナンバーを今回より順を追って紹介していきたいと思います。
最初のオーヴァチュア（プロローグ）と共に回転席が動き出し

（私も未経験です）
ジェリクルソングのナンバーへとつながっていきます。
ジェリクルソングのナンバーではジェリクルキャッツとはこのようなネコだという事を
歌とダンスで表現していきます。
続くネーミング・オブ・キャッツのナンバーではネコには３つの名前があり１つ目は
人が簡単に付ける名前、２つ目は少し個性のある名前、そして３つ目はもっと
威厳のある名前を「誇り高くいられるために」「顔をあげて生きるために」ネコは
求めていると訴えます。
ここから次々と個性のあるネコ達が登場します。
始めに登場するのは「ジェニエニドッツ」おばさん猫

のナンバーです。
おばさん猫はずっと座ってばかりいる横着者だと人から言われていますが
本当は皆の知らないところで自分の仕事をちゃんとこなしています。
いつも暴れてうるさいねずみ達の所に行き子守歌を聞かせておとなしくさせたり
いつも不潔にしているゴギブリ達を仕切って一緒にそうじをして躾けていきます。
そういえば以前読んだ松尾葉子先生の著書「指揮者にミューズが微笑んだ」の中で
高校生時代に掃除をさぼる男子を仕切って掃除をさせていたエピソードが紹介されていました。
男子達からは（多分敬意をこめて）「親分」と呼ばれていたとの事です。
ジェニエニドッツもねずみ達やゴキブリ達からみたら「親分」なのかも知れません。
仕切るジェニエニドッツと指揮る松尾先生
ジェニエニドッツのナンバーでは松尾先生の事を思い出してしまいそうです(笑)。
松尾先生失礼しました。　m(_ _)m

2006.02.28 Tuesday

キャッツ観劇ツアーまであと５ヶ月です。

３回目の今日はキャッツも含めた和訳もののミュージカルについてお話させて頂きます。
今日本で上演されているミュージカルの多くは英語圏からのものですが、和訳するにあたって直訳では音符にのせきれなかったり（それでも多少無理をしてでものせなければならない場合もあります）
この表現は現地の人には受けても日本人には理解しにくいものもあると思います。
話の大筋が変わってしまうようなものでなければ直訳にこだわる必要も無いと思います。
日本でもお馴染みのコーラスラインというミュージカルの中で「自分の事を話してほしい」と質問される場面があり１人の黒人青年が「I'm Black！」と言って客席が受ける

場面があります。
これは見れば解る事を言って受けた訳ですが、日本のコーラスラインでは
黒人の青年は登場しません。
そこで日本のコーラスラインでは「男だっ！」とやって同じシーンで受けを

取っていました。
実際にコーラスライン以外でも原語でミュージカルを観られた方もあると思いますが、
和訳されたものはそのものとして楽しんだ方が楽しめると思います。
もし機会があったら両方観て違いを楽しまれるのも面白いかと思います。

2006.02.25 Saturday

キャッツ１・２回目配信メール

今年の夏にキャッツ東京公演ツアーを企画していまして現在月１回を
目安に,行かれるメンバーの方を対象にキャッツをより楽しんでもらえる様に
見所や小ネタなどを配信しています。

ただネタばらしにはならない様にしなくてはいけないなぁ～とは思っています。
これはたまに聞く

事なのですがキャッツの場合１回見てはまる（もう１度見たい）
人と、何か内容が今ひとつよく解らないからもういいやと思う人がいるようです。

内容的には決して難しいものではなく、むしろ単純だと思います。
だだ話の展開が速かったり途中で劇中劇が出てきたりしている点が
よく解らないのかなぁ～などと勝手に想像したりしています。
過去に２回配信していますのでその内容をそのまま載せます。

１回目の今日はゴミについてです。
ゴミといっても本物のゴミではなくネコの目線から見たものです。
劇場に入ると所狭しとあふれていてその大きさもネコが感じる
大きさですのでやたらとでかく、一気に自分がネコになったような感覚になります。
ゴミも開催地や協賛企業によって特色が有り、以前大阪で公演していた時は
阪神タイガースの応援メガホンやたこ焼きなどもありました。
あと当時はグリコが協賛していて、かなり大きいポッキー（ネコにはそう見えますが
ジャンボポッキーではありません）などもありました。
今回は東京公演で資生堂が協賛ですのでどんなゴミが有るでしょうか？
どんな物があるのか探すのも楽しみの一つです。

これが１２月２９日に配信した１回目で次が１月２９日に配信した２回目です。

２回目の今日はストーリーについて若干触れさせて頂きます。
劇団四季のホームページでもストーリーは出ていますが要約すると
年に一度開かれる“ジェリクル舞踏会”でジェリクルキャッツを選ぶ
というものです。
それぞれのネコたちは、我こそはジェリクルキャッツだといわんばかりに
自身の生き様を誇り高く、歌と踊りで表現していきます。
おばさん猫・つっぱり猫・金持ち猫・こそ泥のカップル猫（これが本当の泥棒猫ですね）
ですら自分達の盗みのテクニックはこんなに凄いと自慢げに表現していきます。
他にも色々なネコたちが登場しますが個別の人物像（猫像？）については
順次紹介していきたいと思います。

次回は２月２８日を予定していますが配信と共にブログにもアップしますので
コメントを宜しくお願いします。